スクール生さんから
いただく質問の中には、
「ヒュー・・・・その視点なかったわ」
というものがたくさん含まれていて、
教えるということは、
また新たな視点をもらえるありがたい機会だと
そして、まだまだ知らない世界がたくさん。
そんなことを思い、
教えられることばかりだわと
毎回スクールの度に
やっぱりエネルギーの交換だよなぁと
興味深く一日を終えます。
これまでに
いろいろな業種の方、
専門家の方がスクールに来られて
質問いただいた話を
少し書き記していこうと思います。
外旋・内旋
昔、インドネシアに滞在したときに
ガイドさんが教えてくれた
「日本人と韓国人」の見分け方。
これがとても興味深いもので、
今でもスクールでお伝えしている一つですが
団体で集合していて、
おおむね内股で立っているのが「日本人」
おおむねガニ股で立っているのが「韓国人」
これが言語聞かずに判断する材料である。
生活文化の違いが、骨格をつくるんだなぁ。
立ち方を作るんだなぁ。
と、まだまだアタクシがこの仕事をする前の
旅先で聞いた話。
話は変わり、ある生徒さん。
社会福祉士ですが、
例えば筋ジストロフィーなどの患者さんが
ガニ股にはならない話をシェアいただきまして、
確かにそうだよなぁ~なんて
何が原因で、そのようになっているのか?
そもそも筋ジストロフィーという病自体が
どのようなものかすらわかっていない
そんな観点から、
ちょろちょろ調べてみたり、
興味を持ってみたり、
運動機能や筋肉への影響。
うちの店の発信では知り合わない世界。
そこへアクセスしようとしてくれている生徒さん。
本当にうれしい限りです。
きっと、
うちが教えるそのままの形ではなく、
その生徒さんというフィルターを通して
新しい価値を見いだし、発信されていく。
私が正しいと思った手技が
形を変えて、姿を変えて、
必要とする人のもとに届いていく。
本当に、私と出会ってくれて、
うちの店に習いに来てくれてありがとう。
そんな気持ちで、
卒業生を誇らしく思っています。
これからも、どんどん巣立ってほしい。
どんどん私とは違う価値観、個性で
足つぼを発信してほしい。
そう何が言いたいかというと、
文化が違うのです。
私の住んでいる範囲の文化と、
それぞれが住む文化。
だから、新しい価値が生まれる。
それが新しくて、楽しい。
どんどんできることを発揮したい。
私もできることを発信したい。
本音。
そしていつか、私は施術をするということから
卒業したい。
実はそんなことを考えています。
もともと、
私の望む足つぼ屋さんがあったら、
私はこの仕事していませんから。
しばらくは、まだ続けるけれど。
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