脾臓(反射区)とは?
どんな臓器・器官?
脾臓は、お腹の左上側(胃の裏あたり)にある臓器で、
血液の質と免疫に関わる「フィルター的存在」です。
古くなった赤血球を壊したり、異物をキャッチするリンパ球を作ったりしています。

昼ごはん後に走ると脇腹が痛くなるのは、なぜ?
ご飯を食べた直後って、消化のために胃腸に血液が集中していて、
全身の巡りはややおやすみモードに入っています。
中学の頃、昼ご飯後すぐ体育の授業ありましたよね?
そんなタイミングで急に走ると…
脾臓が「酸素足りない!」とギュッと縮んで血液を送り出す
でも体はまだ“消化中”で準備できてない
その結果、脾臓やその周辺の神経にズキッと痛みが出る
あれが脾臓といわれています。
医学的にも、脾臓が運動中に収縮することは研究で確認されていて、
この「収縮痛」が脇腹のキリキリ感と関係していると考えられています。
こんなことありません?
✅疲れやすい、体力が持たない
✅慢性的なむくみ、だるさ
✅内出血しやすい、生理がダラダラと続く
✅花粉症やアレルギー体質
✅寝ていたら、よだれが出ている
代表的な関連症状
✅免疫力の低下(風邪をひきやすい/治りにくい)
✅慢性的なだるさ、疲れやすさ
✅貧血・アザができやすい・血が止まりにくい
💡「食後に異常に眠くなる」
「お腹が張りやすく、げっぷやガスがたまりやすい」
「湿気や梅雨時に、体調が一気に落ちる」
「甘いもの・パン・麺類がやたら欲しくなる」
そんなタイプのあなたはこの反射区が関係していますよ!
反射区の場所
どこにあるの?
左足の土踏まずのやや外側寄り(中央~後方)に位置します。
心臓反射区の少し下の方、縦長に存在しています。
※右足には対応する脾臓の反射区はありません。

揉み方・押し方のコツ
セルフケアのポイント
- 左足のみ!を意識して
- 棒を使ってピンポイントでグリグリするのがおすすめ
- イタ気持ちいいくらいを目安に、呼吸を止めずに行う
- 足の形状によって、上目、下目があるので滑らして探していく
「脾臓反射区が弱ってるな(痛い)…」と感じたら、同時にリンパの反射区もチェック
風邪の引き始め/だるさが続くときに特に◎
食べぎているときや、季節の変わり目なども◎

動画でチェック
あわせて読みたい関連反射区
【足つぼ】リンパ(特に左足の胸部・わきの下)
【足つぼ】腎臓・副腎(免疫と代謝のバランス調整)
【足つぼ】心臓(全身血流の起点)
マニア視点で見るこの反射区
- 血液検査、赤血球の数値が低め人はココが弱ってる
- 生理がダラダラ続くタイプは、ここの状態のせいで血が漏れやすくなっている
生理がダラダラ続く=ホルモンのせいと思っている場合は
実は、「血をまとめる力」が弱ってるのかも。
「血液」をとどめて、漏らさないコントロールをしている臓器。
足の脾臓ゾーンにそっと触れてみて、
「出す」と「とどめる」のバランスを取り戻していきましょう。
脾臓をケアする意味
足の反射区は、誰もが痛い反射区と、
調子が悪いときに痛みを伴う反射区が存在しています。
- 「誰でも痛い」代表的な反射区(目・副腎・心臓など)
- 「普段は穏やかだけど、今の不調がピタリと出る」反射区
脾臓はまさに後者。
普段は「気持ちいい〜」とスルーされがち。
でも、カラダに余分なもの(水分・疲れ・免疫ストレス)が溜まり始めると…
「地味に痛い・・・・」
「なぜか左足だけ、ここが反応する・・・」
という声が、足つぼマニア様たちの間で頻発する反射区です。