「脇がつまる」
「腕が重い」
「肩こりが抜けない」
そんなとき注目したいのが、
わきの下のリンパ(腋窩リンパ)の反射区です。
リンパの大きな中継地点のひとつで、
老廃物の回収や免疫の巡りに深く関わっている重要ポイント。
ここが詰まると、上半身の流れ全体が滞りがちになります。
足裏では、各指の股のあいだに対応すると考えられており、
特に、二の腕がだるい方、肩の前側にコリがある方は要チェックです。
目次
わきの下のリンパって?
✅正式には「腋窩(えきか)リンパ節」と呼ばれる
✅上肢(腕〜手)、胸、肩甲骨周辺のリンパが集結する場所
✅免疫・老廃物排出・炎症反応の制御などに関与

反射区の場所は?
- 各指の股のあいだ
- やや斜めに圧をかけると“グリグリ”“ジャリジャリ”があることも
- 指で足裏から「滑らせるように」または「つまむように」圧をかけるのがコツ
32番 指の股と、小指の下
関連する不調サイン
- 肩こり(特に前側〜鎖骨周辺)
- 二の腕の張り・だるさ
- 胸のつまり・呼吸の浅さ
- 花粉症やアレルギーなど、免疫過敏傾向
- バストまわりのハリ・違和感
押し方・ケアのコツ
- 指で、指と指の股を滑らせるように、こびりついた老廃物をこそげるイメージで
- 指で「つまむ」ようにサイドから挟んでもOK
- グリグリと強くやりすぎず、流すようなイメージで圧をかけるのがベスト
指の股。
①人差し指、中指の間
②中指、薬指の間
③薬指、小指の間
④小指の下、小骨の下
💡肩甲骨がうごきづらい人、巻き肩傾向の方はここを触ると背中のこわばりが少しマシになるかも?
マニア視点:ここは流れの出口
わきの下のリンパは、上半身の“排水口”のようなもの。
ここが詰まっていると、どんなに肩や背中をほぐしても「抜けない」「重い」状態が続きます。
また、副乳(胸のライン外側)や脇肉の張りが気になる人も、
この反射区に硬さや“響く痛さ”を感じることが多いです。
生理前に胸の張りが気になる方も、ぜひ試してみてください!
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