「食べたものがうまく吸収されていない気がする」
「食後すぐにお腹が張る・ゴロゴロする」
「便が細い・すぐ出る・栄養が身についていない感じがする」
そんなときに注目したいのが、小腸の反射区です。
小腸は、食べたものの最終分解と栄養吸収を担う場所。
その状態は、足裏の“中心ライン”にサインとして表れます。
小腸とは?どんな役割?
✅全長6~7メートルもある長い器官で、3つの部位(十二指腸・空腸・回腸)から成る
✅消化された食物の栄養素を吸収する役割を担う
✅免疫やホルモンの働きにも関わり、第二の脳(腸脳相関)といわれる存在
✅吸収後の老廃物は、大腸にバトンタッチされる
小腸の状態=全身の「栄養のめぐり」に直結します!
反射区の場所は?
- 足裏の真ん中より踵より広域にある反射区
- 左右両足にまたがって広く存在
- 様々な要因で地味に硬くなりやすい、重要ゾーン

押し方・ケアのコツ
- 両足の内側を棒で、じんわりと刺激を入れる
- ガスがたまりやすい人は「少しずつ時間をかけて」
- 食後1〜2時間空けてからのケアがベスト
- 「くすぐったい」感じがある人は、神経過敏 のサインかも
- 大腸と一緒に揉み上げることで、腸へのアプローチも効率化できる
関連する不調サイン
✅食後の張り・ガス・お腹のゴロゴロ音
✅栄養の吸収不良(疲れやすい・肌荒れ・冷えなど)
✅食べても太れない/すぐお腹が減る
✅下痢・便が細い・軟便が続く
✅サプリや漢方が効きにくい
✅過敏性腸症候群(IBS)の傾向がある
反射区的にいうと、
とても多くの方が「しこり」や「石灰化」が見受けられる箇所です。
TIPS:小腸不調は「吸収の詰まり」サイン!
小腸の働きが落ちると、どれだけ栄養を摂ってもカラダに取り込めない状態に。
また、リーキーガット(腸漏れ)のように、腸壁バリアが弱って有害物質まで吸収してしまうと、
アレルギー・疲労・メンタル不調にも。
入れる前にまずはデトックスと巡りの見直し!
足つぼケアで小腸の“めぐり”を促し、吸収・排出のバランスを整えていきましょう!
マニア視点で見るこの反射区
小腸反射区を押して、
- ガスが動く感じ
- ぐるぐると音がする
- 柔らかいけど奥に違和感がある
そんなときは、小腸が「反応している」サイン。
逆に、全く響かない・感覚がない場合は、一旦食事の見直しも考えてみましょう。
「小腸って地味だけど、めちゃくちゃ重要」
それを足裏から体感できるのが、この反射区の面白さです!
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この反射区をケアする意味
食べることは「命をつなぐこと」。
その中心である小腸の働きが整うと、全身の元気が変わります。
- 栄養の吸収がうまくいく
- お腹の張りやガスが軽減
- 腸内フローラが整いやすくなる
- 消化から排出までの流れがスムーズに
足裏から、あなたの「栄養の通り道」を整えていきましょう!

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