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京都の紅葉は本当にキレイなのか?

京都生まれの、京都育ちの(合間にいろいろ出ています)

店主ですが、

京都ラブではないんです実は。

生まれ育った街なので、あれですが(ドレ)

正直ここに住んでいる意味がなくなれば出ていきたいです。

そんな京都を斜めに見ている特集(苦笑)

紅葉シーズンなので、京都の紅葉について語ってみようと思います。

目次

キレイな紅葉になる条件

キレイな紅葉になる条件って知っていますか?

・日照時間

・温度

・湿度

これらの条件がすべて整って、
初めてあの美しい紅葉がみられるそうなんです。

【条件①】日照時間

日照時間のある一定の条件(夏→秋)と温度が整うと、

葉っぱの中にある成分(アントシアニン等)が増えることにより、

アントシアニンの色素である「赤」く

色づくんだそうです。


一定の日差しがないと、
光合成による糖やタンパク質の生成を見込めない

何日間の晴天が続くのか?
十分な太陽光の条件までは探しきれませんでしたが、

晴天が続き、空気が澄んでいる
十分な太陽光が葉っぱに当たる

前提となる条件がここにあるんだそうです。

赤い葉っぱを持つ、紅葉やカエデは、

※クロロフィル(緑の葉)→アントシアニン(赤の葉)

黄色い葉を持つ、
イチョウやポプラなどは黄色の葉が付きます。

※クロロフィル(緑の葉)→カルテノイド(黄色の葉)

身の回りのものでわかりやすく言うと、

クロロフィル=青汁(ケール)
アントシアニン=ブルーベリー
カルテノイド=人参・かぼちゃ

そんな感じですかね?

【条件②】朝晩の寒暖差

朝晩の寒暖差が大きいことも前提条件で、

一説によると、

15度の寒暖差があると美しく、

また、朝の最低気温が8度~9度程度

美しい赤や黄色の葉へと変わる条件で、

この時、葉の中で少しずつクロロフィルが分解され、

アントシアニンやカロテノイドの合成が進んでいくとされています。

【条件③】湿度

意外なところで、適度な湿度が必要ということ。

京都の紅葉で有名な寺社仏閣では、

この観光シーズンや、美しい紅葉を維持するための

積極的な湿度対策が行われているそうで、

例えばスプリンクラーの設置をはじめ、

木の下に苔を敷き詰めるなど、

適正な湿度を維持するための対策をされています。

【考察】本当に京都の紅葉は美しいのか?

京都に住んでいて思うのは、

はっきり言って京都の紅葉は美しくなくなった。

20年前に美しいと思っていた紅葉は、

なかなかお目に見ることはない。

もちろん、上記に述べた条件が整いやすい

山間部などに行くと、

それなりに美しいのは言うまでもないが、

街中にある紅葉、ライトアップしているようなものは

この条件から一気に外れる。

葉の色は、

クロロフィル、アントシアニン、カルテノイドの比率で変わる。

京都は元々、朝晩の寒暖差も大きく、

湿度も高い。

日照時間についてはそんなに変化がないそうですが、

寒暖差?、乾燥傾向にあると

先日もラジオで聞いたところからも、

もはや、京都の紅葉の美しさというものは、

虚像なのかもしれない。

一人一人が、
この記事を見て感じることはそれぞれだと思いますが、
もはや四季すらなくなりそうなこの日本も変わってきている。

そう感じます。

※個人的に感じている見え方です


例えば、何らかの原因により細胞ごとのアントシアニンの合成が不均一だと

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この記事を書いた人

マニアックな人のアバター マニアックな人 足つぼマニアの研究室 室長

国内外問わず500回以上のリラクゼーション巡りで見えたものを発信。
もともとマッサージや足つぼをしてもらうのが好きで(笑)
様々な療法を渡り歩きまして使ったお金を現在指導者・企業様へのアドバイザーとして還元しています。

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