鼠径部って言われてもピンとこない?
「でも股関節の詰まり感や脚のむくみが気になる…」そんなあなたへ。
鼠径部は【コマネチゾーン】とも呼ばれ、見逃されがちだけど実はとても重要な反射区です。
ここをほぐすことで、リンパ・股関節・婦人科系の不調にもアプローチできます!
鼠径部とは?
鼠径部(そけいぶ)とは、太ももの付け根、いわゆる「コマネチゾーン」と呼ばれるエリア。
リンパ節が集中している場所で、体の中でもとくに【つまりやすい】ポイントのひとつです。
足つぼでいう鼠径部の反射区は、足の甲側・足首に近い部分に位置しており、
股関節や生殖器、下半身の巡り全体と関係しています。
また、鼠径部のつまりは、
骨盤の前傾・後傾、左右の傾きや、股関節の柔軟性の低下とも深く関わっています。
実際に、
✅骨盤が前に傾きすぎている(反り腰)
✅足を組むクセがある
✅股関節が硬く、歩幅が小さい
といった姿勢や動作のクセがある方は、
鼠径部の反射区に【張り】や【詰まり感】が出やすい傾向があります。
逆に言えば、鼠径部をほぐすことで、
骨盤まわりの可動域が広がり、姿勢が整いやすくなるという好循環も期待できるんです!
関係する不調とは?
鼠径部の反射区が硬くなったり、滞ったりしていると、以下のような不調が現れやすくなります。
✅脚のむくみ・冷え
✅股関節のだるさ・詰まり感
✅子宮・卵巣まわりの不調(PMS、生理痛など)
✅デスクワークによる下半身の滞り
✅気圧変動に伴う関節痛
とくに、長時間の座り姿勢が続く人や、
運動不足を感じている方にとっては要チェックなエリアです。
鼠径部の反射区の場所
足つぼにおける鼠径部の反射区は、足の甲側・親指の延長線上あたりの足首前面にあります。

ここを押して「うわっ、痛い…」と感じたり、見た目にモッコリしているのは滞りサインです!

押し方・揉み方のコツ
「足の甲側から親指を使って深部を押してコリを取るように押すと、芯からじんわり温まってきますよ。」
以下、セルフケアのポイントをまとめます:
①両手の親指で、足首前面を下から上に向かって引き上げるように押す
②「イタ気持ちいい」と感じるくらいの圧で
③クリームやオイルを使うと、摩擦が減って滑りやすく効果的!
④深呼吸しながらフーッと吐くタイミングで押すと緊張が抜けやすい
5分程度のケアでも、脚の軽さに変化が出る方も多いです。
動画でチェック(※準備中)
セルフケアの様子は動画でもご紹介予定です。
アップされ次第こちらに追加いたしますので、ぜひお楽しみに!
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マニア視点で見るこの反射区
鼠径部の反射区は、
普段意識しない人も多いのですが、実は“足つぼ好き”ほど異変を気づきやすいゾーンです。
私自身、腰の重だるさや生理の不調を感じていた頃、この反射区が「ガチガチ」でした。
押すとズーンと響くような感覚があり、「これは詰まってるな…」と納得したのを覚えています。
実際に疲れすぎているときにマッサージに行くと、実際のコマネチゾーンを含め、
この足首のゾーンが重だるく、揉み起こしのような症状に見舞われることも。
普段から意識的に「リンパ節」の一種であるこのゾーンの巡りをよくしておくことで、
小さく小さくごみ捨てをする習慣が身に付き、足つぼ効果も倍増します!