足つぼは「反射区」や「ゾーン」ではありますが、
その「反射区」と「ゾーン」をあらかた特定するために
骨格を把握しましょう。
まず、たになか式足つぼでは
骨盤から下まで把握してもらっています。
下肢(かし)とは?
股関節から足先までの「脚」(足)の部分を指します。
下肢は脚の付け根から膝までを「大腿」
膝から足首までを「下腿」
足首から先の「足」または「足部」によって構成されています。
足の状態は、下腿に影響を及ぼし、下腿の状態は大腿に影響します。
それぞれがつながりあって作用していますので、ここでは10種類の骨を覚えていきましょう。
大腿(だいたい)とは
太もも部分。股関節から膝関節までの部位を指します。
腿の中軸をなす骨、人体の中で最も大きい管状骨。
上端は球状となって股関節 をつくり
下端は太くなって膝関節 をつくる
体重を支えたり歩く時に重要な役割を果たします。
足つぼとは一見関係ないように思われがちですが、
股関節を含む、大腿部の状態は足裏に色濃く出ており、
足の不調はもちろん重要なポイントとなります。
下腿(かたい)とは
膝から足首までを指し、
腓骨・脛骨という2つの骨から形成されている。
腱・神経・血管などが集まっている。
歩行や走行時に体重を支え、
足を生み出すための力を生み出す役割がある
特に足首に隣接している、
下部の接点(くるぶし)付近の状態を健全に保つ必要性がある。
足(あし)とは?
人体の中で最も複雑な構造を持ち、
片足26個の骨で形成されている。
足根骨・中足骨・趾骨の3つのパーツから構成され、
アーチ構造を持つことが特徴。
それぞれが体重を支え、
地面からの衝撃吸収、体重分散、姿勢の安定などの役割を持つ。
蹴りだし、衝撃吸収、体重を支える役割があります。