「朝出ない」
「残便感がある」
「下っ腹が張る」
便秘がちな人や、なんとなくお腹の重だるさがある人にこそ注目してほしいのが、
下行結腸の反射区です。
この反射区は、腸のゴール直前にあたる場所。
ここがうまく働いていない(蠕動運動)と、便が途中で止まり、詰まりやすくなります。
下行結腸とは?どんな役割?
✅横行結腸を経た後、左側を下るように走る大腸の一部
✅便から水分を吸収し、固形化を進める役割
✅最終的にS状結腸・直腸へと便を送り出す
✅溜まりやすく滞りやすい下水道ゾーンともいえる
固まり始めた便が詰まりやすい関所。
運動不足や冷えでも動きにくくなります。
反射区の場所は?
✅左足裏の中腹外縁部(小指側)に沿って縦に走るライン
✅中足骨、外側出っ張り部を横軸に~かかとの入口まで
✅縦軸は、4足趾・5足趾の間を目安に

押し方・ケアのコツ
- 小指側のラインに沿って棒で縦方向に流す
- ゴリゴリ感・砂利感が強いときは、軽めの圧でじっくり
- 排便前や朝の習慣に取り入れるのが◎
- 便が出たあとにもケアすると、“残便感”の改善にもつながる
関連する不調サイン
✅左下腹部が張りやすい・違和感がある
✅便秘・コロコロ便・残便感
✅腰痛(特に左側)
✅お尻・太ももの付け根が冷えやすい
✅左足がむくみやすい
✅下腹がポッコリ・・・
TIPS:下行結腸の“詰まり”が続くと…
下行結腸がうまく動かず、便が溜まってしまうと…
- 蠕動運動が弱まる
- 腸内で発酵・ガス発生が増える
- 有害物質が再吸収されやすくなる(デトックスが進まない)
- 切れ痔になりやすい
マニア視点で見るこの反射区
下行結腸の反射区は、とにかく詰まりが出やすいゾーン。
溜まりすぎるとこのあたりの皮膚がパーンと張り出し、ゴリゴリで、痛みを伴うことも。
逆に、「ここが流れるとお腹が鳴る・スッと軽くなる」反応も出やすいエリアです。
デトックス系の足つぼをするなら、避けては通れない!
ケアすべき“出口の直前ポイント”です。
あわせて読みたい関連反射区
👉 横行結腸の反射区:便の横移動の最終ステージ
👉 直腸・肛門の反射区:出口の締めくくり
👉 腎臓・膀胱の反射区:排出器官の連携サポート
この反射区をケアする意味
下行結腸が滞ると、便秘・むくみ・冷え・だるさ・肌荒れなど、さまざまな不調が現れます。
- 出口付近の血流をよくする
- 自律神経の乱れを整えやすくなる
- 腰~下半身のだるさにもアプローチ
- 「なんとなく重い」状態をクリアに