「便が出にくい」
「冷えが取れない」
「なんだか気分もどんよりする」
そんな不調が続いている方に注目してほしいのが、
「横行結腸の反射区」です。
横行結腸は、
ミネラルや水分の再吸収を担う体内の調整ライン”。
夏は脱水や熱疲労の対策として、
冬は内側の冷え・巡りの停滞対策として、
1年を通して要チェックのポイントです。
足裏にあるこのゾーンをケアすることで、
腸のリズムが整いやすくなり、めぐり・代謝・便通のトリプルサポートが期待できます。
「水分は足りているのに、なんとなく巡っていない気がする…」 そんなときは、
内側からの渇きに目を向けてみてください。
横行結腸ってどんな役割?
✅小腸から送られてきた内容物から、水分・ミネラルを再吸収するセクション
✅腸内の水分バランスを調整して、便の硬さや排出に関わる
✅横隔膜下を横切るため、自律神経・免疫系・内臓の動きともリンク
つまり、「便が乾燥する」「体が冷えてだるい」「頭がボーっとする」
そんな季節の不調の黒幕が、横行結腸に潜んでいる可能性も!
内臓下垂(胃下垂・腎下垂)との関係
横行結腸は横隔膜のすぐ下に位置するため、胃や腎臓などが下垂すると、
その落ち込みを受け止める形で圧迫やゆがみを生むことも。姿勢が崩れがちな人、腹筋が弱い人、痩せ型で内臓を支える力が弱い人は要注意。
反射区を押したときに
「ふわっとしていて反応がない」方は、横行結腸、横隔膜などにも注目してみて!
反射区の場所は?
足裏中央を横に走るライン(左右の土踏まずをつなぐ横断ライン)
小腸ゾーンの上部、胃と並ぶ位置のやや下側
横隔膜の反射区にも隣接しており、押すと「響きやすい」「痛気持ちいい」ゾーン

押し方・ケアのコツ
✅棒や指で、横にスライドしながら流すように刺激
✅コリコリ・ジャリジャリ感があるところは特に丁寧に
✅呼吸に合わせて、「吐く」タイミングで刺激を深めると◎
✅輸尿管と交差するポイントなため、反射区がわかりにくいと感じやすいかも?
関連する不調サイン
- 便が硬くなる・出づらい
- 顔や手足が乾燥する、むくむ、冷える
- 頭が重く、やる気が出ない
- 朝の目覚めが悪い
- 水分摂取量が少ない・偏っている
- 甘いものやカフェインが増えている
マニア視点で見るこの反射区
横行結腸の反射区を押してみて、
“ジャリっとするような、中に膜があるような抵抗を感じる人。
それ、実は体内のミネラルバランスが乱れているサインかもしれません。
特に冬は、水分をあまり摂らない・汗をかかない・腸の動きも鈍くなるなど
静かな脱水、滞り状態が体内に起きています。
横行結腸の反射区を通して、内側の巡りにスイッチを入れてあげることが、
季節の不調予防のカギになります!
小腸の反射区に不安定さがある場合も、
一緒に触っていきたい反射区の一つです。
あわせて読みたい関連反射区
👉 [上行結腸の反射区]:めぐりの起点に
👉 [盲腸の反射区]:排出ルートの始まり
👉 [横隔膜の反射区]:自律神経と呼吸のバランス調整
📝 横行結腸の反射区をケアする意味
冷えや乾燥が進む冬、脱水と熱バテが気になる夏
どちらの季節にも、横行結腸は体内の調整役として働いています。
この反射区を通じて、
✅巡りを整える
✅排出力を引き出す
✅自律神経をサポートする
そんな内側の代謝スイッチを入れる感覚で、ケアを取り入れてみてくださいね。
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