「股関節が詰まって動きづらい」
「お尻や太ももにだるさが残る」
そんなとき、くるぶし周りにある【股関節】の反射区に注目してみましょう。
足首の内側・外側にあるこのゾーンは、
股関節の柔軟性と下半身の巡りに直結。足裏から体幹につながる感覚を整える鍵となります。
股関節の反射区とは?
くるぶしの周りが股関節の反射区ゾーンです。
内くるぶしと外くるぶしは、それぞれ違う役割を持ちながらも、
バランスを取り合う【両輪】のような存在です。
✅内くるぶし内側:内股関節(内転筋・股関節の内側)に対応
✅外くるぶし外側:外股関節(外転筋・中殿筋など)に対応
どちらも「股関節」は体幹と脚の関節をつなぐ要。
くるぶしの反射区はまさに、その機能のバロメーターです。
関係する不調・体のサイン
股関節ゾーンが硬くなると、以下みたいな症状が出やすくなります:
✅股関節の可動性低下(開き・閉じに制限)
✅腰痛やお尻・太ももの張り
✅下半身のむくみ、冷え
✅歩行が重たく感じる
✅骨盤のバランス崩れ(O脚・X脚・左右差など)
また逆に、内臓からの不調が股関節反射区に影響することも
✅子宮系の疾患(子宮筋腫・内膜症)
✅卵巣系の疾患(卵巣脳腫など)
「股関節が動きにくい!」と感じたら、くるぶしがガチッと硬いかどうか要チェックです。
押し方・揉み方のコツ
「くるぶし周りを、『骨と筋肉の境目』を探しながら、指でゆっくりほぐすのがポイントです」
- 親指+人差し指でくるぶしを挟み、骨沿いに滑らせる”
- 内外どちらか芯が硬い方を見つけたら、呼吸に合わせて深めに圧をかける
- 強烈な痛みではなく、「じわ〜っと届く圧感」を目安に
- 外側をほぐした後、ほぐれにくいなら内側にも回してみると連動感が出てきます


動画で見てみよう
股関節の反射区セルフケア実技解説(くるぶし周りケア)
動画では、圧の方向・指の当て方・流すテンポなどが視覚的に理解できるので、「引き込みやすい行動スイッチ」としておすすめです。
実感しやすい変化
✅股関節がスッと開く・閉じやすくなる
✅歩きやすく、歩幅が伸びる
✅むくみ・冷え感がふっと引く
✅脚全体が軽くなる感覚が増す
✅骨盤の安定感が高まる(O脚・X脚傾向が軽減)
✅立ち姿勢が変わる
マニア視点で見るこの反射区
股関節の調整には、「足首→股関節→骨盤」の三部構成でアプローチするのがコツ。
足首(くるぶし)で股関節がほぐれると、骨盤まで連動して整いやすくなります!
プニッとした脂肪の下に「骨」だと勘違いするくらい硬直しているケースや、
反射区がぱっくりへこんで見えるほど落ちているケースもあります。
「脚が
「脚全体が硬い」「立つと脚が疲れる」と感じる方は、
まさにここが足から体幹を整える起点になります。

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