当店、10年目に突入しました!

【足つぼ】仙骨

「腰の奥が重い」
「骨盤の中心がずれている気がする」
「座り姿勢がつらい」

そんなとき注目したいのが、仙骨の反射区です。

仙骨は、骨盤のちょうど真ん中、背骨の土台に位置する三角形の骨。
この骨が安定して働いているかどうかで、
体全体の軸や自律神経のバランスにも影響が出やすいです。

足つぼでは、かかとの上・内側よりに位置しており、
特に座りっぱなし・長時間の緊張姿勢が多い方はガチガチに固まりやすいエリアです。

目次

仙骨ってどんな骨?

✅脊椎の一部であり、第1〜第5仙椎が癒合してできた骨
✅骨盤の後ろ側にあり、腸骨・尾骨と連結
✅自律神経の副交感神経が通っている重要ルート

機能面で見ると…

  • 姿勢の安定、歩行の土台、腰椎のサポート
  • 骨盤内の臓器(子宮・直腸・膀胱など)との関連
  • 副交感神経の出口がここにあるため、リラックスにも関与

反射区の場所は?

✅(親指側側面から)かかとの上部、内側寄りのふくらみに沿うようなライン
✅指で触ると「ちょっと出っ張りを感じる」ところが目印
✅片足に約1cm幅程度のゾーンとして広がる

関連する不調サイン

  • 下半身の冷え・むくみ・血行不良
  • 骨盤周りの重だるさ、左右の足の長さがズレる感覚
  • 自律神経失調(不眠・めまい・便秘)
  • 子宮まわり(生理痛・PMS・更年期症状)との関係も

押し方・ケアのコツ

✅親指 or 棒を使い、かかとの出っ張りに沿って斜めに押し流す
✅かかとを両手で包み、内側にやさしく圧をかけるのもおすすめ
息を吐きながら3秒圧 → ゆるめる → 再圧 のリズムで

かかとの入り口付近を足裏側にねじ込むように。

仙骨は背骨センサーと私は考えています!
ここが動き出すと、腰の内側から“すっ”と背が伸びる感覚が出てきます。

仙骨の反射区は“奥行き”がキモ

仙骨の反射区は、ただ押せばいいわけではありません。
「表面だけ痛い」タイプと、「中まで響く」タイプに分かれます。

🔹 例えば:

  • 表面だけ痛い人 → 姿勢の乱れが原因
  • 奥まで響く人 → 自律神経疲労や婦人科系トラブルの可能性あり

仙骨の反射区は足元から骨盤を整えるスイッチ。
ここをゆるめることで、
呼吸が深くなる・坐骨神経の通りが変わるなどの変化を感じる方も多いです。

あわせて読みたい反射区

👉 [腰椎の反射区](腰の可動域やヘルニア系に関与)
👉 [子宮の反射区](仙骨と隣接した働き)
👉 [副交感神経を整えるライン]

🔽【もっと知りたいあなたへ】
腰がダルい人はコチラも要チェック → 副腎・腎臓・膀胱の足つぼ
“骨盤まわり”を整えるには → 左右差をなくす基本的な考え方

動画

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

マニアックな人のアバター マニアックな人 足つぼマニアの研究室 室長

国内外問わず500回以上のリラクゼーション巡りで見えたものを発信。
もともとマッサージや足つぼをしてもらうのが好きで(笑)
様々な療法を渡り歩きまして使ったお金を現在指導者・企業様へのアドバイザーとして還元しています。

目次