「腰の奥が重い」
「骨盤の中心がずれている気がする」
「座り姿勢がつらい」
そんなとき注目したいのが、仙骨の反射区です。
仙骨は、骨盤のちょうど真ん中、背骨の土台に位置する三角形の骨。
この骨が安定して働いているかどうかで、
体全体の軸や自律神経のバランスにも影響が出やすいです。
足つぼでは、かかとの上・内側よりに位置しており、
特に座りっぱなし・長時間の緊張姿勢が多い方はガチガチに固まりやすいエリアです。
仙骨ってどんな骨?
✅脊椎の一部であり、第1〜第5仙椎が癒合してできた骨
✅骨盤の後ろ側にあり、腸骨・尾骨と連結
✅自律神経の副交感神経が通っている重要ルート
機能面で見ると…
- 姿勢の安定、歩行の土台、腰椎のサポート
- 骨盤内の臓器(子宮・直腸・膀胱など)との関連
- 副交感神経の出口がここにあるため、リラックスにも関与
反射区の場所は?
✅(親指側側面から)かかとの上部、内側寄りのふくらみに沿うようなライン
✅指で触ると「ちょっと出っ張りを感じる」ところが目印
✅片足に約1cm幅程度のゾーンとして広がる

関連する不調サイン
- 下半身の冷え・むくみ・血行不良
- 骨盤周りの重だるさ、左右の足の長さがズレる感覚
- 自律神経失調(不眠・めまい・便秘)
- 子宮まわり(生理痛・PMS・更年期症状)との関係も
押し方・ケアのコツ
✅親指 or 棒を使い、かかとの出っ張りに沿って斜めに押し流す
✅かかとを両手で包み、内側にやさしく圧をかけるのもおすすめ
✅息を吐きながら3秒圧 → ゆるめる → 再圧 のリズムで
かかとの入り口付近を足裏側にねじ込むように。
仙骨は背骨センサーと私は考えています!
ここが動き出すと、腰の内側から“すっ”と背が伸びる感覚が出てきます。
仙骨の反射区は“奥行き”がキモ
仙骨の反射区は、ただ押せばいいわけではありません。
「表面だけ痛い」タイプと、「中まで響く」タイプに分かれます。
🔹 例えば:
- 表面だけ痛い人 → 姿勢の乱れが原因
- 奥まで響く人 → 自律神経疲労や婦人科系トラブルの可能性あり
仙骨の反射区は足元から骨盤を整えるスイッチ。
ここをゆるめることで、
呼吸が深くなる・坐骨神経の通りが変わるなどの変化を感じる方も多いです。
あわせて読みたい反射区
👉 [腰椎の反射区](腰の可動域やヘルニア系に関与)
👉 [子宮の反射区](仙骨と隣接した働き)
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