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【足つぼ】横隔膜

「深呼吸が浅い気がする…」
「息がつまるような感覚がある」
「なぜかお腹の張りが取れない」

そんなときは、今日紹介する【横隔膜】に注目してみるのがおすすめです。
横隔膜は「呼吸」の要であると同時に、自律神経姿勢消化にも深く関係している筋肉。

足つぼでは、この横隔膜に対応する反射区を緩めることで、
体の内側から軽くなる感覚を得られることがあります。

目次

横隔膜とは?

横隔膜は、胸腔と腹腔を隔てるドーム状の筋肉で、呼吸運動の主役です。
息を吸うときに下がり、吐くときに上がることで、肺を動かしています。


また、横隔膜は肋骨や背骨にもつながっており、
姿勢の安定・消化器の位置保持・自律神経の調整など、全身に広く影響しています。

反射区の場所

足つぼでの横隔膜反射区は、足の甲の中央に帯状に走るライン
親指の付け根(丘の下の溝)あたりから、小指の付け根にかけて、足首に近いエリアを左右に横断しています。

骨に近く、脂肪層が多い部分の奥深くに存在するため、脂肪層をかき分けながら
丁寧にしっかりと圧をかけると反応が得やすい部位です。

関係する不調

横隔膜反射区が硬くなったり、詰まりを感じると、以下のような不調が出やすくなります:

✅呼吸が浅く、息が続かない
✅しゃっくりが起こりやすい
✅胃腸の不調(消化不良・お腹の張り・便秘など)
✅姿勢のバランスが崩れ、肩こり・背中の張りが常態化
✅自律神経が乱れやすく、冷えや疲れ、イライラなどが出やすい

また、スマホ首や長時間のPC作業によって胸まわりが詰まりやすい方も、
横隔膜の動きが抑制されることで、肩こりや肩甲骨まわりの緊張を助長することがあります。

さらに補足すると、
起き上がりこぼし足・偏平足・開帳足といった、足裏の構造に崩れがあるタイプは、
この横隔膜の反射区を丁寧に刺激することで、
足つぼで得られる「気持ちよさ」や「巡り」が一層深まる傾向があります。

足裏の安定感と、反射区の“通りやすさ”は密接に関係しているのです。

押し方・揉み方のコツ


「足の甲の中央を左右に開くようなイメージで。呼吸がふっと軽くなる感覚があります。

  • 両手の親指で足の甲の中心に置き、左右にゆっくりと広げるように圧
  • 指が骨のラインに沿うように意識して、表面をなぞるように圧を調整
  • 「いた気持ちいい」を目安に、無理のない強さで
  • 深呼吸と合わせて押すと効果アップ(吸って → 吐くタイミングで圧)

動画でチェック

横隔膜の足ツボ反射区セルフケア解説(しゃっくり・呼吸・胃腸)

親指の配置・押し方・圧の方向などをわかりやすく解説しています。
セルフケアの前に、動画でのイメージ確認がおすすめです。

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この記事を書いた人

マニアックな人のアバター マニアックな人 足つぼマニアの研究室 室長

国内外問わず500回以上のリラクゼーション巡りで見えたものを発信。
もともとマッサージや足つぼをしてもらうのが好きで(笑)
様々な療法を渡り歩きまして使ったお金を現在指導者・企業様へのアドバイザーとして還元しています。

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