GW 4/27,28,5/6 【満員御礼】

リフレクソロジーと足つぼの違い

足の裏を押すと、
気持ちが良かったり、時に痛みを感じたりします。
足をマッサージするという療法にはいくつかの方式があり、それについての研究室として定義や考え方について考えを紹介していきます。

私自身は「足つぼ」も「リフレクソロジー」も「足底反射療法」も分けては考えておらず、
各々のメリット、デメリット、総合的に見えていない部分も含めて俯瞰と凝視(笑)を繰り返しています。

目次

足つぼの定義

<足つぼマッサージ>

足の特定の点や部位を刺激することによって全身の健康を促進しようとする治療法です。この技術は、体の各部位や臓器が足に反映されているという考えに基づいています。マッサージや圧力の適用によってこれらの特定の点を刺激することで、体のバランスを整え、血行を促進し、ストレスを軽減するとされています。足つぼマッサージは、リフレクソロジーとも呼ばれ、代替医療や補完療法の一環として利用されます。ただし、科学的な証拠に基づく医療の観点からは、その効果については意見が分かれることもあります。

一般的に「台湾式」と呼ばれることが多い印象です。

<リフレクソロジー>

足(時には手や耳も)の特定の反射区を刺激することにより、身体の他の部分の健康を改善しようとする代替医療の一つです。この療法は、体全体が足にマップされているという考えに基づいており、特定の反射区への圧力が内臓や体の他の部位の機能を促進し、健康を改善するとされています。

緊張を解放し、エネルギーフローを促進するという伝統的な理論に基づいていますが、
その効果については個人差があり、全ての人に同じ結果をもたらすわけではありません。

一般的に「英国式」と呼ばれることが多い印象です。

<足底反射療法>

リフレクソロジー同様、
足(時には手や耳も)の特定の反射区を刺激することにより、身体の他の部分の健康を改善しようとする代替医療の一つです。この療法は、体全体が足にマップされているという考えに基づいており、特定の反射区への圧力が内臓や体の他の部位の機能を促進し、健康を改善するとされています。

足底反射療法の実践者は、足の反射区に圧力をかけることで、ストレスの軽減、循環の改善、体の自然なバランスの回復を促し、全体的な健康調和を目指します。この療法は、特にリラクゼーションを目的とした健康補助手段として人気がありますが、具体的な医学的状態を治療する方法としての効果については、科学的なコミュニティ内で議論があります。

一般的に「台湾式」と呼ばれることが多い印象です。

考え方としてまとめると
カラダ全体の器官や臓器が足の裏に「反射区」「ゾーン」としてマッピングされています。その定義された部位に刺激を加えることで血液循環や緊張の開放を行い、エネルギーフローを促進するという考え方です。滞り、ムクミ、コリは血行不良からもたらされるもの。

どの療法も残念ならが医学的な効果をうたってはいけないこと。科学的根拠が乏しいこと、またもたらされる効果には個人差があるということがここでは定義されています。

面でとらえる?点でとらえる?

「英国式(リフレ)」と「台湾式(足つぼ)」で分類をしてここからは説明をします。

英国式(リフレ)はゾーンでとらえる概念であり、「面」で反射区を捉えます
台湾式(足つぼ)はどちらかというと「点」でとらえている技術のため、その施術方法(道具、使う手の部位)がおのずと変わってくるのも一つの特徴です。

上:指の腹(英国式リフレ)  
下:指の関節(台湾式足つぼ)


一説では
英国式リフレ(面)は足裏を介して臓器・器官そのものを刺激する技術。
台湾式足つぼ(点)は経絡を意識し、気の巡りを整えることをしているという風にも言われています。

英国式(リフレ)
指の腹を使い、まるで芋虫が這うような動きで足表面を動かしていきます。
その技はまさに熟練技。柔らかめの感覚ですが、面をキャタピラのようにじっくりゆっくりと耕していく施術はとても気持ちがいい技術です。

台湾式
いくつかの流派が存在するため、それぞれの考え方に応じた「道具」「手の部位」を使い分けて施術を行います。基本は指圧的な点圧になるため、足裏の深いところまで圧が加わることで強い筋肉への刺激を得ることができます。

<Tips>流派の違い
若石(じゃくせき)式 指の第一関節を使う
官足(かんそく)式  棒を使う(指の関節を使うところも存在する)
足心道(そくしんどう)指の第一関節を使う

その他、めのうでできたカッサを使う技術、タイ式足つぼのように甲側に棒を使う施術など
色々な視点の技術が世界中には存在しています。

弱すぎる?痛すぎる?

足ツボ施術に使う道具や、手の部位によって当然痛みの感じ方は変わってきます。
指の腹を使う「英国式リフレ」と、棒や関節(骨)を使う「台湾式足つぼ」を比較すると
後者の方が痛みを感じやすいことは想像ができるかとおもいます。

これも賛否が分かれ、
強もみが好きなタイプからすると「英国式リフレ」は弱くて物足りず。
痛い施術が苦手なタイプからすると「台湾式足つぼ」は痛すぎると分類されていきます。

なぜ痛い?
①筋肉のコリ
点であれ、面であれ圧を加えたときに、凝り固まった筋肉に刺激がはいります。
肩こりや腰痛と同じで、凝り固まった筋肉を押すと痛みを感じやすいのがまず一つ。

浮遊している老廃物(乳酸など)が、点であれ、面であれ圧を加えたときに、凝り固まった筋肉に刺激がはいります。肩こりや腰痛と同じで、凝り固まった筋肉を押すと痛みを感じやすいのがまず一つ。

足裏を押すことで、浮遊している老廃物(乳酸など)が、近隣に走行する神経に触り痛いのではないか?と考えています。

②骨格の歪み
長年の立ち方、歩き方、カラダの使いかたの癖で、足裏の筋肉が捻じれが生じ疲労が起きている状態。長年の筋肉の捻じれは骨格を変形させていきます。結局は筋肉の過剰なコリですが、歪みからくる神経痛が発生します。

※私の勝手な仮説です

なぜ弱い?
ひどいむくみ、または筋肉の硬直
押しても圧が跳ね返ってしまう状態。
指の腹で圧をかける技術では当然硬いもので押すよりも物足りなく感じてしまう状態。
力が強い男性や、棒を使った強もみ技術を好む傾向がある。

どちらにせよ、
エンタメ的、かつ罰ゲーム的なやみくもに「痛い」足つぼは正直なところ良いとは言えません。
一方で、英国式リフレに対し、弱すぎる、物足りないと感じるのにも実のところ問題が潜んでいるということを頭の片隅においていただきたい大切な感覚です。

当店の足つぼは、
これらの療法の利点欠点を十分に把握したうえで、お一人お一人に適した足つぼをご提案しております。



当店が提唱している「脱・その時だけ品質」とは、
やみくもに痛い、力任せの足つぼを提供するわけでもなく、お一人お一人の足裏現在地を把握したうえで、むくみ・冷え・コリ・筋肉・骨格からのアプローチとそれぞれのステージに即した技術を案内しているものです。その方の現在地により数か月は通っていただく必要があるということをお見知りおきいただけるとスムーズです。

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この記事を書いた人

マニアックな人のアバター マニアックな人 足つぼマニアの研究室 室長

国内外問わず500回以上のリラクゼーション巡りで見えたものを発信。
もともとマッサージや足つぼをしてもらうのが好きで(笑)
様々な療法を渡り歩きまして使ったお金を現在指導者・企業様へのアドバイザーとして還元しています。

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