京都市街地から車でおよそ40分。
北山杉の林を抜けると、空気が変わります。
深く呼吸したくなるあの感覚。
そんな静けさと香りの地、
「京北町」にあるアロマ蒸留工房――杉の精さんを今日は紹介いたします!
アロマ好きな方はもちろん!
自然の癒しを求める方に足つぼマニアが「絶賛」おすすめの
混まない(笑)癒しスポットです。
京北の木々が語る香り。蒸留の現場を体感
杉の精さんでは、
京北産の杉やクロモジなどの木々から精油を抽出しています。

伐採した木を乾燥させて、細かくチップにしていく様子も見学できるのですが
アロマオイルってどんな風に作られるか知っていましたか?
子供の頃、化学が好きで、
いわゆる「水溶液」の単元が好きだった私は、
蒸留している状態を見るだけでもワクワクしてしまします(笑)

目の前で立ち上る蒸気。
その中にほんのりと混ざる、甘さと深さを帯びた香り。
五感が、少しずつ森のリズムに調律されていくようでした。
香りの余韻を足裏で感じる、贅沢な足浴
蒸留後の木片に足を預ける足浴体験は、杉の精さんならでは。
精油を取り出した後の木片とは思えないほど、ぬくもりと香りが足元にやさしく届いてきます。

熱を持った自然素材の上に足を浸すことで、
足裏の腎や副腎の反射区がゆっくりと緩んでいく。
蒸留後のあたたかな木片に足を預けると、
足湯では届かない「芯」の深部まで、
じんわりとしたぬくもりが広がっていくのがわかります。
凝り固まった足裏の筋肉が、少しずつほぐれていく感覚。
同時に、立ちのぼる天然アロマの香りが、
嗅覚から大脳辺縁系へとダイレクトに届き、
そっと神経の緊張をほどいてくれる。
そんな感覚で本当の癒しが訪れます。
忙しさに追われる現代人は、
いつも頭の中がざわざわと騒がしく、
気づけば、足の存在さえ忘れてしまっていることも少なくありません。
けれどここでは――
足と頭が、静かに一本の線で結ばれていくような、
そんな不思議な“整い”の感覚が訪れます。
情報から解き放たれ、足裏からほぐれていくことで、
思考の渦も、すっと静まり返る。
それは、心の奥にじんわり沁みていく、うっとりするような癒しの体験でした。

森を歩き、よもぎを摘む。自分に還るひととき
工房の裏手に広がる原生林では、
静かに流れる時間に身を委ねる散策も体験できます。
季節によってはよもぎ摘みも。
香りに触れ、葉を手に取る。その瞬間ごとに、
自分自身の輪郭が少しずつはっきりしてくるようです。

青空の下で味わう、自然とつながる食事
散策のあとは、外でいただくお弁当。
アウトドアという言葉にはしゃぐには少し大人すぎる年齢ですが、
森の中でいただく食事はやはり格別。
「今、ここにいること」を味わえる贅沢を感じました。



京都の足元に眠る癒しを、森とともに
足裏に触れていると、時折思います。
人は本来、土と木と呼吸を共にしていた存在なのだと。
京北の森に包まれて過ごす一日は、
その感覚を静かに思い出させてくれる時間でもあります。
自然のエネルギーは本当に偉大!
施術やセルフケアに「自然の手」を借りたいとき。
杉の精さんのアロマは、心強い味方になってくれるはずです。

杉の精さんについて
📍㈱K・Kファーム アロマ事業部 杉の精
〒601-0271 京都市右京区京北熊田町新田50
📞 TEL:075-852-1668 📠 FAX:075-852-0804
✉️ MAIL:suginosei@gmail.com
🌿 公式サイトはこちら
※毎週水曜日には、少人数制の体験ツアーも実施されています。
日常のざわめきから一歩離れ、足元から整う時間をぜひ味わってみてください。