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【足つぼ】胆のう

「脂っこいものを食べたあとに胃が重い…」
そんな経験はありませんか?

その背景には、胆汁の分泌を担う「胆嚢」の働きが関係しているかもしれません。

胆嚢の反射区は、消化力のサポートだけでなく、肝臓や膵臓との連携にも深く関わります。
足裏からケアすることで、食後のだるさや消化不良の軽減につながる可能性があります。

目次

胆嚢ってどんな役割?

✅肝臓で作られた胆汁を一時的にためる
✅食事(特に脂質)に合わせて胆汁を十二指腸へ送り出す
✅脂肪の消化と吸収を助ける
✅消化酵素の働きをスムーズにサポート

つまり、脂っこいものを食べたら…胆嚢、頑張ります(笑)
胆嚢は“消化の影の立役者”。目立たないけれど、食生活の質を大きく左右します。

反射区の場所は?

  • 右足裏、土踏まずのやや外側寄り
  • 肝臓の反射区の下あたり、膵臓反射区と隣接

    ※右のみにしかない反射区の一つです

触って痛みや硬さがある場合、脂質代謝や消化力の低下がサインとして現れているかも。

押し方・ケアのコツ

  • 棒で、反射区を点圧、のち軽く動かしながら探る
  • 奥深い反射区になるので、気持ち圧を深めに入れる
  • 食前・食後よりも、食間時間帯にケアする(薬みたいな概念)
  • 肝臓の反射区が硬いとわかりにくいので、肝臓から探し始めるとよい

関連する不調サイン

  • 脂っこい食事のあと胃もたれしやすい
  • 吐き気やゲップが出やすい
  • 右肩や肩甲骨のコリが慢性的にある
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
  • 消化不良、下痢や軟便

TIPS:ストレスも胆汁の流れに影響する

自律神経のバランスが胆汁分泌を左右するため、
交感神経優位な状態(ストレスや緊張)が続くと胆嚢の収縮がうまくいかず、
消化不良や慢性的な疲れの原因になることも。

足裏でのケアは、消化器系+リラックスのダブル効果が期待できます。

会社で、仕事しながらランチをとるなんてことをしている人も多いのでは?
食べるときは食べることに集中し、消化に集中することで、
カラダへの負担、疲れを防ぐことができるといわれています。

マニア視点で見るこの反射区

胆嚢は肝臓・膵臓・十二指腸と「消化三兄弟」として連動しています。
胆汁の流れが滞ると、これら全体の働きが落ちるため、消化系を総合的に見るうえで外せないポイントです。

あわせて読みたい関連反射区

👉 肝臓の反射区:胆汁の生産元
👉 膵臓の反射区:消化酵素の供給源
👉 十二指腸の反射区:胆汁の出口


この反射区をケアする意味

胆嚢の反射区を整えることは、

  • 食後の消化を助ける
  • 胃腸への負担を減らす
  • 右肩まわりのコリを軽減する
  • 食後、必ず眠気が襲ってくるタイプに

足元から内臓の「流れ」をよくし、軽やかな食後時間を取り戻しましょう。

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この記事を書いた人

マニアックな人のアバター マニアックな人 足つぼマニアの研究室 室長

国内外問わず500回以上のリラクゼーション巡りで見えたものを発信。
もともとマッサージや足つぼをしてもらうのが好きで(笑)
様々な療法を渡り歩きまして使ったお金を現在指導者・企業様へのアドバイザーとして還元しています。

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